退職者が多いこの時期、当然転職活動をする人も多くなります。
そんな時期だからか、「転職できるだろうか?」、「ライバルが多くて不安」、「他の人に内定が出て、自分の内定率が低いんじゃないか」といったネガティブな意見が多く聞こえてきます。
でも、いまは超売り手市場です。これは過去のコラムでも取り上げてますね。
データから見ても働きたい人1人に対して1求人以上ある状態なんですから。
…とはいえ、どこでも良いってわけではないですよね!
そこで今回は、転職活動の一番重要なポイントをお伝えしたいと思います。
転職活動の流れ
ここで一度、転職活動の流れを大まかに見てみましょう。
1.自分に何が出来てどうしたいかを考える(自己分析、他己分析、キャリア棚卸など
2.希望の会社を探す(転職サイト、エージェント、ハローワークなど)
3.希望した会社のリサーチをする
4.希望の会社に応募する(履歴書・職務経歴書、指定の書類など)
5.面接(複数回の可能性もあり)
6.内定
なぜ事前準備が全てなのか
それぞれのポイントを整理してみてみるとわかりやすいです。
1.自分に何が出来てどうしたいか考える
そもそも、これがはっきりしないと希望の会社が何かがわかりません。
なぜ今までの会社を辞めたのか?何を希望しているのか?自分にはどういう会社・仕事があっているのか?どのように働きたいか?
今後の人生を左右することですからしっかり考えましょう。
自分1人で考えても良いですし、誰か知人に聞いてみるのも良いです。
主観と客観を交えることで、精度も上がると思います。
2.希望の会社を探す
「1.自分に何が出来てどうしたいか」で考えた条件をもとに、会社を探します。
ここでよく陥るのが、なかなか面接に進まなくて妥協してしまうことです。
妥協してしまうと、必ずと言ってよいほど転職を繰り返すことになります。
もちろん、自分のスキルに応じていない項目は割りきることは必要ですが、それは妥協ではありません。自分のスキルに応じていないだけなので、スキルアップを見据えた転職は十分に意味があります!
必ず妥協せず、希望条件にあう会社を探し出しましょう!
3.希望した会社のリサーチをする
4.希望の会社に応募する
「3.希望した会社のリサーチ」で調べた内容に合わせて「1.自分に何が出来てどうしたいか」を書けばよいのです。
1~3をうまく進めていると、書類は面白いほど簡単に作成できます。自分の出来ることややりたいことを書けば、自然とその会社にあわせた書類になっていくわけですから。
あとは巷に溢れているテクニックを少し加えるだけで書類通過率はグッと高まるでしょう。
5.面接
ここまでくればあとは度胸だけです。
ここでも1~3で準備した内容をベースにして、面接の場で会話をするだけです。
小難しい話をする必要はなく、「何をしたい」、「こうやって貢献できる」、「どういう方向に進みたいか」を話せば良いんです。
6.内定
面接の段階で、自分にとっても本当に行きたい会社かはある程度判断がつくはずです。というか、そうなるように面接をするべきです。
内定が出るまで辞退しないということは、ある程度固まっているか、他社からも声がかかっているかのどちらかでしょう。
そうなってしまえば、あとはもう一度「1.自分に何が出来てどうしたいか」を思い返して選択すればよいのです。
どうです?1~3がどれだけ重要か実感しませんか?
まとめ
詳細をかなり省いてしまっているので、全体感しか書けていませんが、事前準備は本当に大切だということが伝わったと思います。
もちろん、自分1人ではなかなかうまく出来なかったり、経験やコツが必要な内容も多数あります。ただ、今回の内容を意識して転職活動をすることは、成功率を高くすることは間違いないです。
ここでいう成功率とは、内定率が上がることだけを指しません。
もちろん、内定率も上がると思いますが、それ以上に、今後の仕事人生全てを考えた成功率のことを指しています。
思っていた仕事じゃなかったり、考えていた働き方が出来なかったり、そういった転職後の失敗も減らすことが出来ます。
転職をお考えの方は、是非、事前準備をしっかりして思い描いた働き方を目指しましょう!
とはいえ、自分のことを客観的に判断してくれる知人がいなかったり、相談できる相手がいなかったり、企業のリサーチに時間が取れなかったりといろんな事情があるかと思います。
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