少子高齢化社会が進行する日本は、労働人口が減っており「働き手不足」が深刻な社会問題となっています。
「人手不足」を理由とした倒産件数は全国的に見て4年連続で上昇しており、年々最高値を更新しているような状況です。(2016年72件→2017年106件→2018年153件→2019年185件)
この「人手不足」倒産は従業員不足による経営悪化が原因とされる倒産であり、早急な対策が必要である事実を物語っています。
このような状況である以上、「採用」に力を入れとにかく「人手不足」を解消したいというのは多くの経営者の悩みの種でもあるかと思います。
そのような企業にとって解決策の一端となるのが「RPO(採用代行)」サービスです。
RPO(採用代行)とは何か、そして導入すればどのような効果があるのかをご紹介していきます。
RPO(採用代行)とは?
RPOとは何でしょうか。
「Recruitment Process Outsourcing」の頭文字をとったもので、日本では「採用代行」と呼ばれるサービスの総称です。
一般的にはアウトソーシング(業務委託)の一環として考えられており、企業の「採用活動」に特化した業務委託のことです。
具体的には、企業の採用活動のニーズに合わせて業務委託という形で支援していくことになります。
採用には、「母集団形成」「選考」「内定」といったフェーズがあります。それぞれのフェーズの一部業務だけを委託することもできますし、全ての採用業務を一括で委託することも可能です。
なぜRPO(採用代行)が有効か
では、一体なぜRPO(採用代行)が有効なのか。
RPO(採用代行)のメリットを考えてみましょう。
RPO(採用代行)のメリット
RPOは採用に関する業務を委託することです。
基本的にRPOを行う企業は「採用」に対しての専門的な知見・ノウハウを有しています。
専門家に業務を任せることで、新たなノウハウを獲得でき企業の採用活動そのものを強化することができるというのが大きなメリットの一つです。
これまでの自社の取り組みがなぜ成果に繋がっていなかったのか、どうすれば効果的な採用活動を行えるのかということを第三者の専門目線で把握することができます。
また、採用以外のコア業務に専念することができることもメリットの一つ。
人事という分野だけ見ても、「採用」は重要な業務ではありますがそれだけがすべてではありません。
教育や制度改革、賃金など定着と成長を促すための施策は常に人事領域においての課題となります。
「採用」だけでも切り離して取り組めれば、他の業務に自社のリソースを割くことができます。結果として、人事領域の拡充も図れるのは企業にとって大きくプラスになるでしょう。
多くの中小企業においては、なかなか「採用」を専門に行うには人手も時間も足りないことが普通です。自社のリソースを有効活用しながら、採用の専門的な知見を得ることができるRPO(採用代行)は有効な解決策となり得ると言えます。
RPO(採用代行)のデメリット
一方で、RPOのデメリットも存在します。
専門家に業務委託する訳ですから、当然コスト面では検討する必要が出てきます。
自社に十分なリソースがあるということであれば、RPOはコスト面で割高になる可能性があります。
自社のリソースを活用して採用を進めるのか、RPOを利用するのかはきちんと検討した方がいいでしょう。
また、第三者に企業内部の情報が洩れることを心配する必要もでてきます。
どうしても他社を介入させることに不安がある場合、無理して導入する必要はないと言えます。
キャリアフルコースのRPOの特徴
当社でもRPOを行っておりますので、当社のRPOの特徴をご紹介したいと思います。
1) 採用の専門家による実践的なサービス提供
キャリアフルコースに在籍しているのは、採用を経験し熟知しているスタッフです。大手RPO企業出身者や、東証一部上場企業の採用責任者などが在籍しておりそれぞれの企業様に向けて専門的かつ実践的なサービスを提供することが可能です。
2) 顧客ニーズに合わせたキメ細かいサービス
キャリアフルコースのRPOは、すべてお客様のニーズに合わせた形で行います。
例えば、「面接の代行」という一部の業務を引き受けることも可能ですし、コンサルティング付きですべての採用業務を提供することも可能です。
採用についての悩みは企業様でそれぞれですから、柔軟に対応することが可能です。
3) 負担にならないコスト感
RPOを導入する際に負担になるのがコスト面です。キャリアフルコースはお客様のコスト面も考慮して地域最安値を目指しています。
「専門的なサービスをどこよりも安く」が目指すべき姿です。
少しでも気になった方は、お気軽にお問合せください。
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